狼火とお祭り

私たちを育てたお祭り

狼火‐Rhobii‐のテーマでもあるお祭り。

日本人にとってお祭りは地域との繋がりや生きる力を与えてくれることに感謝し、
古き良きを未来につなげるもの。私たちの地元のお祭りは約1,300年の歴史があるといわれる「羽田祭り」です。
豊橋三大祭りの一つで毎年10月の第一土・日曜日に開催される羽田八幡宮の祭礼です。

日中は氏子が台物と呼ばれる大筒花火の土台になる神輿のようなものを担いでそれぞれの町内を練り歩きます。
爆竹のバンバンという音と「わっしょい!」の掛け声、神輿について回る子供たちの笑い声が町中に響きます。
お囃子や獅子舞の子供たちも町を練り祭りを盛り上げます。夜になると氏子により「凛-RIN-」とした緊張感から一転、グゥオーッと渦を巻きながら上がる火柱の「熱NETSU-」を漢字、凄まじい爆音のハネ「弾-DAN‐」でおわる手筒花火を約800本奉納。
町内ごとに大筒花火と乱玉花火も奉納し怒涛の2日間が過ぎていきます。

私たちの父はお祭りを愛して毎年手筒花火を揚げて、それを見て育った兄コウイチと弟タカシは
20数年間地域とのつながりを大切にしながら自ら作る手筒花火を毎年奉納しています。